不思議な世界の国「コンゴ共和国」その3
熱帯では、土壌が薄く、雨は一時に集中して強く降り、太陽の日射は強いなど苛酷な自然条件下にある。
ここで、温帯で行われているような地表から自然植生を奪う農業をすれば、強い雨でたちまち土壌は流され、強い日射で地表は固まり、植物が生育しない不毛の地と化してしまう。
熱帯の森林や草原は、そのような苛酷な自然から地表を守っている。
焼畑農業は、熱帯の厳しい自然環境と調和・共生した農業なのである。
近年、焼畑による熱帯の自然環境破壊が進んでいる。
それは、人口の急激な増加で焼畑のサイクルが短くなり、最初の畑の植生が十分に回復しないうちに焼畑を行うようになった結果である。