バットにつける重り
野球選手が素振りのときにバットにつける重り。
ネクストバッターサークルで、選手がバットを振るときにつけるのがこれ。
つまりこいつをつけで重くしたバットで素振りをすることで、実際のスイングのスピードを速くしようというわけです。
形状的には輪っか状の小型漬けもの石といった趣で(余計わからないってば)、これをバットの握りの方から落とすと、太くなったところで止まる仕掛けになっています。
反対に、外すときはバットの太い方を上にして「トントン」とやれば、簡単に落ちる。
草野球関係者にはおなじみのものだが、しかし、こいつの名前を知っている人は、監督やマネージャーなど、スポーツ店で実際に購入に当たった、ごく限られた人たちだけだと思う(買った人もすでに名前は忘れているかもしれない)。
ふだんの試合でこいつが名前で呼ばれることはまずない。
草野球の場合でも、こいつの居場所はネクストバッターサークルの付近と決まっているが、そこに見当たらないときは、両手で丸をつくって「あれは?」といった感じでベンチに聞くことが多い。
スポーツ用品のメーカー、東京サーパスに聞いたところ、「うちでは『スラッガーリング』という商品名で出していますが、ふつうはバットリング、あるいはただのリングと呼んだりしてますね」重さははいろいろあるらしい。
素材は鉄だと思いがちだが、そればかりとはかぎらない。
「プロはほとんど鉄を使ってますが、ゴムのものも多いんですよ」危険なこともあって、アマチュアはゴムのものを使うらしい。
ゴムで重量をつけるというのはむずかしそうだが、「それは企業秘密です」しかし、こわれるものじゃなし、一度買えば、そのあとずっと買いませんよね?「でも、ゴムだと劣化しますからね・・・」うーむ、商売上手!